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オオイヌノフグリの花言葉は?怖いややばいと言われる理由は?

オオイヌノフグリの花言葉は?怖いややばいと言われる理由は?

小さく澄んだ青い花びらが春の陽だまりにそっと咲くオオイヌノフグリ、その可憐な姿からは想像できないほど、「花言葉が怖い」「名前がやばい」なんて噂もあります。けれどオオイヌノフグリの花言葉や名前には、意外に心あたたまる物語が隠れているのです。どんな理由やストーリーがあるのか、オオイヌノフグリの魅力についても見ていきましょう。

オオイヌノフグリの花言葉は怖い?

オオイヌノフグリの花言葉は怖いと聞いたことがあるかもしれませんが、「見た目はあんなにかわいいのに?」と気になる人も多いはず。でも実際のところ、オオイヌノフグリの花言葉に怖い意味はなく、「信頼」「忠実」といった優しくて前向きな言葉がつけられています。

これは、ほかの花がまだ眠っている寒い季節に誰よりも早く咲いて春を知らせてくれる姿から生まれたもので、地味でも誠実に咲く姿が人々の心を惹きつけたのです。ネットでは「怖い花言葉」なんて噂もありますが、オオイヌノフグリを知れば知るほど、きっと好きになるはず。

なぜ怖いと言われるの?

オオイヌノフグリが怖いと言われるようになったのは、見た目と名前の印象のギャップ、そしてネットでの噂の広がり方に理由があります。淡いブルーの花びらが風に揺れる姿は可憐ですが、SNSでは「怖い意味を持つらしい」「持ち帰ると良くないことが起こる」などの噂が流れたことも。

どちらかといえばその小さな花が放つ不思議な存在感や、名前の響きとのギャップが「ちょっと怖いけど気になる!」と話題になったようです。

やばいのは都市伝説的な要素も?

オオイヌノフグリがやばいと言われるのは、ちょっとした都市伝説のような広まり方をしたからなんです。SNSでは「名前が刺激的で印象に残る」「花言葉が実は怖いらしい」などの投稿が話題を呼び、そこから”やばい花”として注目されました。

しかしオオイヌノフグリには怖い要素も毒もなく、むしろ春の訪れを知らせる優しい野草。つまり「やばい=インパクトが強い」「つい気になる」という意味でネットミーム化した存在なんですね。”怖カワイイ花”と言われることもあり、その名前とのギャップが人々の想像をかき立てるのでしょう。

名前のインパクトがすごい!

オオイヌノフグリと聞いて、初めての人は思わず「えっ!?」と驚くかもしれませんね。漢字で書くと「大犬の陰嚢(ふぐり)」と少しビックリする名前ですが、もちろん変な意味ではありません。由来は、実(種の部分)の形が犬の精巣に似ていたことから、昔の人がユーモアを交えて名付けたもの。

しかも「オオ(大)」がつくのは、似た仲間の「イヌノフグリ」よりも花や実が大きかったから。見た目はかわいらしいのに、名前はちょっぴりパンチがある…そんなギャップが人々の心をくすぐり、話題になり続ける理由でもあります。

名前の由来に隠された植物学的ストーリー

日本にはもともと「イヌノフグリ」という在来種があり、その後19世紀後半にヨーロッパから似た外来種が入ってきました。それが現在広く見られる「オオイヌノフグリ」で、花や果実がひとまわり大きかったため「オオ(大)」をつけて区別したというわけです。

学名は「Veronica persica(ベロニカ・ペルシカ)」で、ベロニカ属の仲間には同系統の青い小花が多く、世界中で愛されています。ちなみにオオイヌノフグリはもともと観賞用として持ち込まれた説もあり、気付けば道端でたくましく生きる野花になりました。

海外の呼び名はスピードウェル

オオイヌノフグリは海外では「スピードウェル」という名前で親しまれ、この英名には「健やかに進め」「あなたの旅路がうまくいきますように」といった願いがあります。幸運を呼ぶ花としてヨーロッパでは人気があり、旅立つ人に贈ったり別れの場でエールを送る象徴としても使われてきました。

日本ではその名前のインパクトが話題になりますが、海外では「希望」や「前進」の象徴、同じ花でも呼び名の違いや受け止め方が違うのもおもしろいところですね。

花言葉に込められたメッセージ

オオイヌノフグリの花言葉には、「信頼」「忠実」「清らか」といった穏やかで前向きなメッセージが込められています。寒い冬の終わり、まだ他の草花が眠っている頃に、いち早く青い花を咲かせて春の訪れを知らせるその姿からこの花言葉が生まれたと言われています。

道端の片すみや畑のあぜ道で誰に見られなくても静かに花開く様子は、まさに”誠実さ”そのもの。派手さはないけれど、小さくても存在感があり見る人の心をそっと温めてくれるような野花なのです。

オオイヌノフグリの魅力

オオイヌノフグリの魅力は、何といってもその小さな青い花が作り出す春の美しい景色にあります。日当たりの良い場所で10㎝から20㎝ほどの背丈の茎が横に広がりながら、7mmから10mmほどの淡くて青い花を次々と咲かせ、小さなお花畑ができます。

花は一日花で朝日を浴びて開き、日が陰ると閉じる気まぐれな性質も持っており、そのため昼間に見かけるとまるで春の空が地面に映ったような幻想的な光景を楽しめるのです。控えめながらも存在感のあるかわいらしさと春を告げる健気さが、愛される理由のひとつです。

オオイヌノフグリを自宅で育てるには?

オオイヌノフグリは丈夫で強いので、初心者にも育てやすく優しい野花としておすすめです。日当たりの良い場所に鉢や庭の一角を用意、土は特別な肥料がなくても排水性の良い普通の園芸用土で十分育ち、水やりは土がしっかり乾いてから軽くあげる程度でOKです。

成長すると小さな青い花が次々と咲き、庭やベランダに春の彩りを添えてくれますが、元気に広がるので他の植物とのバランスを考えて間引きも忘れずに。見た目のかわいらしさと相反する”たくましさ”も、オオイヌノフグリの魅力でもあります。

まとめ

オオイヌノフグリの花言葉に怖い意味はなく、かわいい花の見た目と名前のギャップやネットで噂になったことで、「やばい花」として広まりました。実際は春の訪れを教えてくれる、「信頼」「忠実」など前向きな花言葉を持つ野花です。花言葉に込められた意味、名前の由来やストーリーを知ると、もっと身近で愛おしく感じられますね。

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