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観葉植物|苔玉の育て方(作り方・水やり・カビ対策)

観葉植物の中でも手軽さとおしゃれさを兼ね備えた苔玉は、自分だけのグリーンインテリアを作りたい方や植物のお世話が初めての方にもぴったりです。本記事では、苔玉の作り方や水やり・カビ対策、インテリアアレンジなど詳しくご紹介!お気に入りの観葉植物を苔玉で手軽に楽しみ、日々の暮らしに癒しと彩りをプラスしてみませんか?

おしゃれ&癒しを同時に叶えるグリーン

毎日の生活にちょっとした癒しをプラスしたい時におすすめの苔玉は、置くだけで部屋の雰囲気を一変させてくれるオシャレさと、癒しを同時に叶えるグリーンアイテムです。ふんわり柔らかい苔の質感と手のひらサイズでも感じられる自然の存在感は、和室にも洋室にも違和感なく映えます。

小さなテーブルの上やデスク脇、窓辺など好きな場所にそっと飾れば、自分だけの癒しのミニ空間に。植物や苔の種類を変えれば、部屋のテイストや季節に合わせたアレンジも楽しむことができます。

苔玉はどんな種類のものがある?

苔玉の種類は、ベーシックな観葉植物の苔玉だけではなく葉の形や色で個性を楽しめるシダやフィカス類、小さな花を咲かせるミニ観花植物、多肉植物やサボテンも人気。苔そのものも、ふわふわしたスナゴケやしっとり緑が濃いハイゴケなど、選ぶ苔によって雰囲気が変わります。

ひとつの苔玉に複数の植物を組み合わせて寄せ植え風にしたり、吊るして飾るハンギング苔玉にしたりとインテリアや季節・気分に合わせて無限のバリエーションが楽しめます。

苔玉作りに必要な材料と道具

苔玉作りは、専用の難しい道具や高価な材料がなくても始められるのが大きな魅力です。まずは下のリストを参考に道具の準備を進め、自分のお気に入りの植物を用意しましょう。道具も特別な物は不要で、キッチンにあるボウルやハサミ、スプレーボトルがあれば十分です。

  • 観葉植物:主役になるグリーン
  • ケト土・赤玉土:土台を作る土
  • 苔(ハイゴケ等):表面を覆う
  • 水:土を練り苔を湿らせる
  • 糸・テグス:苔を固定する
  • ボウル:土や水を混ぜる・水やり用
  • ハサミ:植物や糸をカット
  • スプレーボトル:葉や苔の保湿
  • 好きな器:水はけ用の穴が空いていないもの

苔玉作り方ステップ

ここでは、初心者でも失敗しにくい苔玉の作り方を基本のステップから順番に解説しているので、気軽に挑戦してみてください。

ステップ内容
1.土を混ぜるケト土と赤玉を水でしっとりするまで混ぜ、粘土のような質感にする
2.植物を包む軽く土を広げ、選んだ観葉植物の根元を包み込むように丸く形成する
3.苔を巻く全体を覆うように苔をのせ、まんべんなく貼り付けていく
4.固定する糸やテグスで苔がずれないように全体を均等にぐるぐる巻く
5.仕上げ・給水ボウルに水を張り苔玉ごと浸してしっかり給水、余分な水気を切る

苔玉の水やり・管理ポイント

苔玉を育てていく上で、いちばん気になるのが水やりのタイミングではないでしょうか。コツは乾燥のタイミングをしっかり見極め、表面がパリッとしたらボウルなどに水をためて苔玉ごとじっくり沈めて数分間、ぷくぷくと気泡が出なくなったら中まで給水完了のサイン。

水やりの頻度は季節で異なり、春夏は2、3日に1回、秋冬はやや感覚を空け気味にします。加湿しすぎると根腐れの原因になるので、器の底にたまった余分な水分は必ず捨てましょう。葉や苔の表面に霧吹きで少し湿度を与えてあげると、色つやがよくなり元気な姿を楽しめます。

苔玉を長持ちさせる置き場所・日当たり

苔玉をキレイに長持ちさせるには、置き場所と日当たりにちょっとしたコツがあります。苔玉が最も元気に育つ環境は、直射日光が当たらない明るい日陰や半日陰と呼ばれる場所。強い日差しや高温は苔や植物を痛めてしまうので、特に夏場は気を付けて管理しましょう。

薄暗すぎる場所では光合成ができず苔が黄色くなったり元気がなくなってしまうので、室内で楽しむときは窓辺のカーテン越しや時々屋外でリフレッシュさせるのもおすすめ。

カビ対策とトラブル予防法

カビ発生は誰もが一度は気になる悩みですがちょっとした工夫で防ぐことができ、万が一発生しても慌てなくて大丈夫。大切なのは適度な水やりと風通しで、加湿しすぎたりじめじめした場所に置いているとカビが発生しやすくなるので注意が必要です。

カビを見つけたら早めに綿棒やティッシュで優しく拭き取り、時々日光浴をさせることで菌の繁殖を抑えることができます。定期的に苔や土が傷んでいないか様子を観察することで、トラブルの早期発見にもつながります。

苔玉におすすめの器

苔玉はそのままでも十分に美しいですが、器の選び方次第で雰囲気がガラリと変わります。透明なガラスボウルに乗せれば爽やかさと涼しげなイメージ、木製トレーやカゴはナチュラル感をプラス、シンプルな陶器の器や平皿、和の風合いを感じる小鉢も趣が出ます。

大切なのは水はけ用の穴がない器を選び、余分な水分がたまらないように器の底に小石や炭を敷くのもおすすめです。さらに季節や飾る場所に合わせて器を変えれば、同じ苔玉でも新鮮な表情を楽しむことができます。

他におすすめグリーンインテリア

苔玉以外にも毎日に彩りを与えてくれるグリーンインテリアはたくさんあり、伝統的な趣を楽しみたい方には盆栽がおすすめ。盆栽のやり方は簡単なものも多く、ミニ盆栽やモダンな鉢を使ったスタイルなど種類も豊富なので、初心者でも気軽に始められます。

水やりの手間がほとんどないエアプランツやぷっくり可愛い多肉植物、乾燥に強いサボテンも人気。デスクやキッチン、窓辺など日常のちょっとしたスペースに緑を加えればそれだけで心が豊かになります。ぜひ気分や暮らしに合わせて、いろんなグリーンインテリアを取り入れてみてください。

まとめ

苔玉は誰でも気軽に始められるグリーンインテリアとして、日常に取り入れやすいものです。水やりや置き場所を工夫することで、初心者でもその美しさを長く楽しめるのが魅力です。季節ごとに植物や苔を変えたり好きな器に飾ったり、シーンに合わせてグリーンを暮らしの中に迎えてみると、思いがけない癒しや発見がきっと待っています。

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