お盆(初盆)で仏壇にお供えする果物選び方を紹介!お供えしたあとは食べる?

生活

こんにちは!

子供の頃、仏壇にお供えしてあるお菓子を見て「食べたいな~」と思って食べようとすると、親に「ご先祖様が食べるものだから食べたらだめ!」と怒られた記憶があります。

お盆になると仏壇にお供えしてあるものが豪勢になり、お盆が終わると皆で食べていました。

お供えしてある物を何気なく見ていましたが、大人になり

「お盆のときに仏壇にお供えするものは何がいいんだろう?」

と疑問に感じ調べてみました。



仏壇にお供えする果物の選び方

調べると果物の選び方についてのルールはないそうです。
ただ時期が夏なので、選び方のポイントがあるので、そのことについて書いていきたいと思います。

なぜ果物をお供えするの?

なんで果物をお供えするのか調べていると、仏壇のお供えの基本として『五供(ごくう)』という言葉がありました。

五供というのは

  • 灯明(とうみょう)
  • 飲食(おんじき)

が基本となり、一つ一つの意味を表にまとめました。

五供(ごくう)の5つの意味
お線香のことを指し、毎日お供えされるもの
心を清め穏やかする
灯明(とうみょう) 仏壇を明るくしてご先祖様をお迎えするもの
お参りする側の心を清らかにするもの
飮食 家族が食べているものと同じものをご先祖様にお供えするもの

この5つがご先祖様をお迎えするのに大事な考え方としています。

お供えするものは、故人が好きだったものを供えるといいのですが、時期が夏なので、魚や生肉といった冷蔵向きの食べ物は向いていません。

また魚や肉は仏教では「殺生(せっしょう)」を連想するので、お供えものとしては好まれていません。

なぜ果物をお供えするのか調べると、古来より丸いものは『円』『縁』を連想させることから縁起物として選ばれています。

果物の選び方

果物の選び方として、故人が好きだったものや季節の果物、日持ちする果物を選ぶといいそうです。

それぞれの季節でおすすめの果物を表にまとめました。

おすすめの季節の果物
いちご
さくらんぼ
夏みかん

スイカ


イチジク
みかん

またメロンやりんご、ぶどうといった日持ちがするものを選ぶといいみたいです。

果物はどこで買う?

果物を買うところは『スーパー』で購入してもいいそうです。

ただ他家に贈る場合は、かご盛りになっている果物を選ぶかたが多いそうです。

かご盛りになっているものを選ぶか、今はネットショッピングでかご盛りの果物を買うといいのかなと思います。

予算はどれくらい?

調べると大体3,000~6,000円が相場となっています。
ツイッターで見てみると
初期費用に3000円強かかったという声がありました。

こちらは、1玉3,000円のスイカを2玉買っているとの声がありました。

毎年行われる行事なので、無理のない金額設定が望ましいと思います。

お供えを包むのし紙のマナー

品物をお供えする時ののしの書き方は

『御供物(おくもつ)』

『供物(くもつ)』

と書くのが一般的だそうです。

水引は、弔事用の『白黒』か『黄白』の結び切りのものを使います。

詳しい内容は『お盆に御仏前にお供え用のし(熨斗)の書き方まとめ!表書きや名前についても』という記事にまとめて書いてあるので、参考に読んで下さい。

お供えしたあとは食べる?

仏壇へのお供えが終わったあと、食べる家庭が多いみたいです。私の家でも、お供え物を食べていました。

仏壇にお供えをするのは、私達が食べ物で困らず生活できています!いう感謝を伝えているとも言われています。

聞いた話によると、お供えものを皆で食べることで、ご先祖様とも分け合って食べ供養につながるという話がありました。

でも、中にはお供えものを食べることに抵抗がある人もいると思うので、無理に食べる必要性がないことも調べた中で書いてありました。

お盆(初盆)で仏壇にお供えする果物選び方を紹介!お供えしたあとは食べる?についてのまとめ

今回はお供えの果物の選び方と、そのあとに食べるということについて書いてきました。

果物の選び方として
・故人が好きだったもの
・日持ちがいい『メロン』『りんご』
・季節の果物
がいいそうです。

季節それぞれのおすすめの果物を表にまとめると

おすすめの季節の果物
いちご
さくらんぼ
夏みかん

スイカ


イチジク
みかん

お供えの果物の金額の相場は3,000~6,000円でした。

またお供えした後に食べる?ということについては、ご先祖様と一緒に食べて供養するということで、お供えした後の果物は食べて大丈夫ということがわかりました。

中にはお供えしたものを食べることに抵抗がある人もいると思うので、無理に食べくてもいいよ!ということも書きました。

家族や親戚が集まる行事の一つとして、お供えする物で皆と美味しく食べる果物を選んでみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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