子供(中学生)が勉強しない理由は?親ができることや対策方法について調べてまとめてみた!

生活

中学生になると小学生とは違い、いろいろな意味で子どもの世界はグッと広がりますよね。

学校では勉強も難しくなり、さらに部活や習い事などで毎日多忙になります。

きちんと習ったことを理解し、復習していくのが理想的ですが、ゲームやスマホなど誘惑も多く、自分から進んで勉強をするなんていうお子さんは少ないのではないでしょうか?

高校受験を控えて中学校の3年間はあっという間です。

少しでも勉強に取り組んでもらいたいところですが、中学生になり思春期を迎え、物事をいろいろな視野で見れるようになってきた子どもにガミガミと言ってしまうのは逆効果に感じます。

ママさん同士で会うと、話題に挙がるのはやはり子どもの勉強や成績についてのことが多いです。

「なぜ勉強したくないのか」「どうやったら進んで勉強してくれるのか」考えてみたので、取り入れられることがあればうれしいです。



子供が勉強しない理由は?

自分の中学生時代を振り返ってみて、進んで勉強していたかと言われたらそうでもなかったなと思われる方も少なくないですよね。

ではなぜ勉強しないのでしょう?

2つのパターンに大きく分けてみました。

  • 勉強より他のことがしたい
  • 勉強する習慣がついていない

それぞれのパターンについて書いていきます。

1.勉強より他のことがしたい

まず、勉強しない理由でとして「勉強をするのがそれほど好きではない」「勉強に興味を示していない」というのが挙げられます。

我が子もそうですが、ゲームやスマホ、友達との付き合いの方が楽しく、なんで勉強しないといけないの?と言われます。

勉強で新しい知識を得るという楽しさを知ると興味も湧いてきますが、わからないことでつまずいてしまうと、勉強なんてつまらない、やってと楽しくないと感じてしまうのかもしれません。

2.勉強する習慣がついていない

小学生の頃に勉強する習慣がついていないと、中学生になっていざ勉強しようと思っても、これまで勉強するという習慣がついていないので、どうやって勉強していいかわからないということも考えられます。

勉強したい気持ちはあっても、その方法がわからないので行動に移せないでいるのかもしれません。



親ができることは?

では勉強しない子どもをもつ親はどうしたらいいのでしょう。

多感な時期ですので、親から一方的に言ってしまうとますます反抗したり、やる気をなくさせてしまう可能性もあります。

先ほどの勉強しない理由から対策を考えてみました。

勉強より他のことをやりたい

勉強をすることが好きではない、他にやりたいことがあり勉強はしたくないと言っていたり、態度を感じた場合は、タイミングを見てお子さんの気持ちを聞いてみましょう。

理由でが分かれば、問題解決のきっかけが見つかりはずです。

中学生になると授業だけでなく、毎日の部活、同級生や先輩、後輩との人間関係などで気を張っていて帰宅する頃にはクタクタですよね。

大人でも少し休みたいと思ってしまうくらい疲れていて勉強どころではないです。

疲れている時に勉強について話すと、かえって反抗的になってしまいがちなので、休みの日や落ち着いているときに話をしてみましょう。

疲れている時はリセットできるよう少し休憩して、気持ちを入れ替えてその日の授業の復習などできるようサポートしてあげるといいかもしれません。

また、中にはやる気はあったけど授業のスピードについていけず、勉強に対してやる気をなくしてしまったお子さんもいるかと思います。

一生懸命勉強してもできないならやらないという後ろ向きな気持ちにならないよう、お子さんの気持ちに寄り添いながら、勉強を見てあげることをおすすめします。

我が家では試験が近づいていたり、苦手な教科は一緒に親子で勉強する事があります。

たまに喧嘩になりながらしてしまうこともありますが、自分の子がどこでつまづいているのか把握できるので良かったなと思います。

そんな時間がとれないという方は、信頼できる塾を探して頼るのもアリです。

とにかく勉強への負の気持ちを解消してあげることが大切だと思います。

勉強の仕方がわからない

これもよくあることですが、勉強する気持ちはあってもどこから手をつけて、どのように進めたら良いかわからないというお子さんもいらっしゃいます。

勉強しなさいと言われても、やることがわからなければ動きようがないですよね。

お子さんにガミガミ言ってしまう前に、今一度お子さんがどう勉強と向き合っているか観察してみましょう。

そしてもしやり方がわからないようなら、親子でどうしたら良いのか勉強について話し合いをしてみることをおすすめします。

よく良かれと思ってお子さんに自分の経験を話されることがあると思います。

自分も学生時代にあまり勉強していなかったから大丈夫だということを話してしまうのは逆効果になります。

子どもからしてみれば、勉強しなくてもお父さん、お母さんもなんとかなるなら、自分もやらなくていいのかなと思ってしまうかもしれません。

なので、極力お子さんの前ではそういう話はしないことをおすすめします。



子供が勉強するようにできる対策方法は?

ではお子さんが自分から勉強できるようになるために、親ができることを5つ考えてみました。

  • 勉強できる環境に整える
  • 親もスマホをなるべく触らない
  • お子さんの勉強に干渉しすぎない
  • .毎日の生活の流れを整える
  • 子どもを見守る

それぞれ書いていきます。

1.勉強できる環境に整える

お子さんが家で勉強できるようになるには、勉強しやすい環境を整えることも大切です。

具体的には、誘惑になりそうなゲームや漫画などは、勉強するときに目に入らないようなところに収めるようにしましょう。

そして勉強する机の上は散らからないよう、片付けておきます。

片付けが苦手なお子さんは、はじめは親がお手本を見せながら手伝ってあげてもいいと思います。

片付ける場所を決めて、その都度しまう習慣をつけておくといいですね。

お子さんが使いやすいよう意見を聞きつつ、手を出し過ぎないようにすることも大切です。

2.親もスマホをなるべく触らない

子どもにはスマホをやめさせて、勉強しなさいと言いながら親がスマホを触ってくつろいでいると子どもも矛盾していると思ってしまいます。

家で子どもが勉強しているときは、急ぎでなければなるべく触らないようにしましょう。

3.お子さんの勉強に干渉しすぎない

これは私もよくやってしまい反省するところなのですが、逐一勉強している様子や進み具合をチェックしすぎるのもよくありません。

あまり言いすぎると、お子さんのやる気をかえって奪ってしまうことになるので注意が必要です。

勉強を促す声かけをする時は、勉強しなさいと言わないようにしましょう。

我が家でもなかなか勉強しようとしない姿を見ると、大丈夫かなと不安になりつい口を出してしまうことがあります。

ですが、子どもから返ってくる言葉は「今やろうと思ってたのに」など反抗的なものが多く、やる気を奪う逆効果になってしまう可能性があります。

多少不安があっても、お子さんが自分から勉強を始めるまで待ってみましょう。

それでもなかなか動かない場合は、勉強を始める時間を子どもに決めさせてみてもいいと思います。

勉強を始める時間に猶予を与えると子どもも自分が言ったことなので、自分から勉強をやろうと思えます。

4.毎日の生活の流れを整える

中学生は、部活や習い事などで毎日忙しいにもかかわらず、生活のリズムを自分で整えられるほどしっかりしているわけではありません。

毎日の忙しい生活の中で、勉強する時間を作れるように、親が時間のやりくりを整えたりしてあげるようにしてみましょう。

5.子どもを見守る

今まで家で全然勉強していなかったのに、いきなり勉強するようになることはまずありません。

少しでも勉強に取り組んでいたら、お子さんを褒めて、気持ちの変化を認めてあげましょう。

子どもは大きくなってもたった一言褒めてあげるだけで、すごく嬉しそうにします。

そうやって自己肯定感を高めていくことで、自分から勉強していくことにつながります。

まとめ

自分の子どもと言っても、親の自分とは違う1人の人間ですよね。

勉強もせず、スマホを片手にゴロゴロされるとついつい不安になり、言いたいことはたくさんありますが、少しグッとこらえて我が子を見守りましょう。

まずはお子さんと勉強について思っていることを話す機会を持つことから始めてみませんか?

何が正解とかではなく、それぞれの家庭でのやり方を親子で見つけていきましょう。



コメント

タイトルとURLをコピーしました