冬に咲く花の一つとして知られる「蝋梅(ろうばい)」。
ゆかしさや慈愛という意味を持つ蝋梅ですが、怖いという意味合いもあるとか。
この記事では蝋梅の花言葉や由来、怖いという意味があるのかを調べてまとめました。
蝋梅・ソシンロウバイの画像
蝋梅・ソシンロウバイの花言葉の意味は?慈愛や怖い意味もあるの?
蝋梅の花言葉は
・ゆかしさ
・慈愛
・先導
・先見
などがあります。
花の少ない冬の季節にそっと咲き、小さくさりげない姿が人々に感動や喜びを与えている様子から「ゆかしさ」「慈愛」というぬくもりが感じられる意味あいがつけられました。
また蝋梅の花は、他の花に比べて香りが強いことも特徴です。
蝋梅にはソシンロウバイという園芸品種があり、花言葉は
・好奇心
・深い愛情
などがあります。
これらの花言葉は、花の色や形が珍しいことや、香りが人を惹きつけることから付けられたと言われています。
蝋梅は上記の花言葉以外に「怖い」という意味があるといわれていますが、調べてみても特に怖い意味に関する情報は見当たりませんでした。
うつむきで咲くことが暗い様子から、「怖い」という様にいわれたと考えられます。
蝋梅・ソシンロウバイの花言葉の由来は?
蝋梅(ロウバイ)は、冬の花の少ない時期に蝋細工のような美しい黄色の花を咲かせる庭木です。
その名前は、花びらが蝋(ろう)のような色で、咲く時期が12月~2月のため、臘月(ろうげつ、旧暦12月)に花を咲かせることに由来しています 。
花言葉は、まだ花の少ない冬期にそっと黄色い花を咲かせる蝋梅のひかえめで奥ゆかしい姿、春に咲く花より先だって咲くことからつけられました。
園芸品種には
・素心蝋梅(ソシンロウバイ)
・満月蝋梅(マンゲツロウバイ)
・唐蝋梅(トウロウバイ)
などがあり、ソシンロウバイは花全体が黄色で香りが良く人気があります。
まとめ
冬の時期に綺麗な花を咲かす蝋梅。
うつむきで暗い様子から怖い意味でもとらえられがちですが、体も心も冷え切る冬の時期に咲く花として、人々の心に明るく照らす花でも知られています。
花言葉の中に「先見」があり、常に先を見据えて行動をするリーダータイプの人に贈ると喜ばれます。
他にも「慈愛」や「ゆかしさ」という意味もあるので、寛容な心を持った人に贈るのもいいのではないでしょうか。
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