こんにちは!
ニュースを見ていると
という記事を目にしました。
記事を見て、私の意見として義務化にして投票に行くのは賛成です。
なぜならば、義務化によって選挙に対する関心が少しでもあがるからです。
ただ、投票するだけでなく、候補者の考えをしっかりと理解した上で投票しなければ、選挙の意味はなく難しいですよね。
このニュースに対してTwitterを見ると
「投票の義務化は、政治への知識が全くない人にまで投票を強いることで、かえって民意が歪むとも言われるので、やめた方が良い。」という声がありました。
投票の義務化は、政治への知識が全くない人にまで投票を強いることで、かえって民意が歪むとも言われるので、やめた方が良い。
— 中川としお:専修大大学院法学研究科、認定NPO現代の理論・社会フォーラム、憲法を活かす湘南の会等 (@ToshioNakagawa) July 27, 2020
「1つの選択としてはありかも。個人的には、「投票に行かないとペナルティ」よりは「投票すると特典が」の方が積極的に行こうという気になるけど。マイナンバーでキャッシュバックがあるとか。」という声がありました。
1つの選択としてはありかも。個人的には、「投票に行かないとペナルティ」よりは「投票すると特典が」の方が積極的に行こうという気になるけど。マイナンバーでキャッシュバックがあるとか。
— おくまさん (@fumafuma3939) July 27, 2020
と賛否がはっきりと分かれている印象があります。
もし投票が義務化になったときに
「投票が義務化になったら、メリット・デメリットは何があるんだろう?」
と疑問に感じたので、調べてわかったことを書いていきます。
選挙投票義務化のメリット
選挙投票の義務化の前に選挙投票のメリットについて調べると
オーストラリアでは、選挙投票を義務化にしたことによって、50%→90%まで上がった事例がありました。
参照:TOKYO EXPRESS
義務化によって数字でしっかりと効果が出ています。
また、アメリカ政治学会の会長を歴任した大家、アーレンド・レイプハルト氏が演説で言っていたことです。
- 投票以外の政治活動についても参加・関心を持つことができること
- 義務化になると、投票へ行こうといった呼びかけをしなくなることで、政治的運動や選挙活動の費用が削減される可能性があること
- 選挙戦において相手に対する誹謗中傷などの攻撃的なキャンペーンが無力化される可能性があること
引用:レイプハルトA. Lijphartが1996年のアメリカ政治学会大会会場で行った「会長演説 Presidential Address」
これが義務化を行ったときのメリットです。
Twitterで、有名人の須藤元気さんが、選挙投票義務化のメリットについて書かれたのがあったので見てみると
「>議論の余地はありますが、石破先生のおっしゃるとおり投票義務化に賛成です。罰則規制とかになるときな臭くなるので、投票に行くとポイントがたまる様なポジティブなアプローチでルール作りをするといいのではないでしょうか。 」という声がありました。
議論の余地はありますが、石破先生のおっしゃるとおり投票義務化に賛成です。罰則規制とかになるときな臭くなるので、投票に行くとポイントがたまる様なポジティブなアプローチでルール作りをするといいのではないでしょうか。 https://t.co/2MKybpRiYx
— 須藤元気 (@genki_sudo) July 27, 2020
義務化だけでなく、ポイントがたまるという考え方も面白いですよね。ポイントを貯めるために行こう!と考える人も増えそうです。
選挙投票義務化のデメリット
選挙投票の義務化の前に選挙投票のデメリットについて考えると
『行く時間の手間をとられる』
ということが考えられるのではないでしょうか?
今度は義務化のデメリットについて考えてみると
- 義務で投票に行くことになるので、候補者や政策についてよく理解をしないまま、適当に投票をする人が増えるのでは?
- 行きたくない選挙なので、無投票が増えるのでは?
ということが考えられます。
そのように考えたのは、憲法に明記されている「投票する権利」というのは、誰にでも投票できるけど、裏を返せば「投票しない権利」も考えられるのでは?と思ったからです。
もし義務化になったとき、この「投票しない権利」というのがなくなり
- 誰にでも入れてもいいや
- 白紙でもいいや
とそもそもの投票の意味があるの?というのが出てきます。
投票義務化の反対の意見をTwitterで見ると
「個人的に義務化は厳しいと思うので、「自らの意思で3回連続投票に行かなかった人は選挙権を返上してもらう」というのはどうだろうかと、考えています。 」という声がありました。
個人的に義務化は厳しいと思うので、「自らの意思で3回連続投票に行かなかった人は選挙権を返上してもらう」というのはどうだろうかと、考えています。 https://t.co/6Rm0NdXq0i
— 衆議院議員 源馬謙太郎(げんまけんたろう) (@gemmakentaro) July 27, 2020
3回連続行かない前に1度行くという考え方です。
まとめ
今回は選挙投票が義務化になったときのメリット・デメリットについて書きました。
メリットとして
- 投票以外の政治活動についても参加・関心を持つことができること
- 義務化になると、投票へ行こうといった呼びかけをしなくなることで、政治的運動や選挙活動の費用が削減される可能性があること
- 選挙戦において相手に対する誹謗中傷などの攻撃的なキャンペーンが無力化される可能性があること
デメリットとして
- 義務で投票に行くことになるので、候補者や政策についてよく理解をしないまま、適当に投票をする人が増えるのでは?
- 行きたくない選挙なので、無投票が増えるのでは?
ということが考えられます。
義務化によって投票に行かない人の関心を引きつけるキッカケにはなりますが、難しい問題ですよね、、、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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